前回3D CADで設計したAirTagケースとハンドルポスト取付アダプターを3Dプリンタで出力してみたいと思います。
印刷
使用する3DプリンタはELEGOO Mars 2で、レジンはELEGOOの水洗いレジンです。
スライサー
ELEGOO Mars 2付属のスライサー「CHITUBOX」を使用して、STL形式で保存した3Dモデルを読み込み配置します。
実は一度出力しましたが、サポート設定不足で形状崩壊やダレてしまったので、再度サポート追加した状態です。
印刷設定値
今回の印刷設定は以下の値で行いました。
印刷完了~紫外線硬化
おおよそ3時間ほどで出来上がりました。
中性洗剤でざっと余分なレジンを落とし、水洗いします。
そして一日自然乾燥させた後、紫外線硬化させます。
紫外線硬化にはELEGOO Mercuryという硬化専用ボックスを使用しました。
UV照射タイマ設定と台が回転がするので、まんべんなく硬化することができて便利です。
意外と小さいのと、天面にアダプタープラグを挿すところがあるので、ちょっと邪魔です。
硬化時間は3分で。
この設定だと印刷太りがかなり大きくなり、AirTagケース外寸で38mm設計のところが38.5mmにもなっていました。
問題となる箇所はAirTagがしっかりケース内に収まるかどうかでしたが、AirTagシルバー部分が嵌まる部分を若干のヤスリ掛けを行うことで収めることができました。
実機取付
印刷太りのおかげか、eXs1のハンドルポストへの装着部分はちょうど締め付ける感じになり大成功。
六角穴付ボルト、六角ナットともにピッタリ収まりました。
後ろ側のR部分数か所抜いた成果も出ましたね。
しっかりたわんでフィットしてくれました。
ひとまず問題なく取りつくことが判ったので、次回は黒色レジンで見た目を良くしようかな。って思っていたところでeXs公式サイトから公道使用不可のお知らせが入りました…
これでAirTagつける意味もなくなりましたので、このAirTag取付アイテムはお蔵入りとなります…